2007年9月6日 中日新聞
県教育委員会は「詳しい理由は分からない」と好結果に首をひねるが、県内でこれまで取り組んできた英語教育が実を結びつつあるようだ。
英語リスニング(50点満点)
2006年1月 福井県平均点38.7点 全国平均36.3点
2007年1月 福井県平均点35点 全国平均32.5点
リスニング以外も含めた英語合計でも2006年が3位、2007年が6位と高順位となった。
さらに現在、全国で一般的となっている高校の外国語指導助手(ALT)をいち早く採り入れたのも福井県。
1977年に全国で初めて英語の指導助手として外国人を採用し、1986年には県立高校すべてに配置。当時、全国で235人いた指導助手のうち、30人は県内だったという。
現在、県内の公私立すべての高校には、英語を担当する指導助手が37人いる。しかし県教委は「(1960から1970年代に)なぜ英語教育にそこまで力を入れていたのか、分からない」。
文部科学省が2006年度に日本人の英語教諭を対象に行った英語教育改善実施調査でも先進県を裏付ける結果が出ている。
会話中心のオーラルコミュニケーション授業について「大半の授業時間を英語を用いて進める」と回答した教諭は全国で21.5%だったのに対し、県教委によると、県内では30%以上の回答を得た。
長文読解の授業でも「授業時間の半分以上を英語を使って説明する」と回答したのが、全国が9.6%で、県内は15%近くいたという。
県内の高校では日本人の英語教諭が授業内で英語を使う頻度も高く、リスニング力向上にもつながっているようだ。(山田祐一郎)
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