1期選抜はすべての高校で実施されます。
1期選抜はいわゆる推薦入試に該当するものですが、福島県の1期選抜入試は、中学校の推薦が不要な「自己推薦型」の入試といわれるものです。
募集定員枠は各学科の募集定員の10~40%の範囲内で各学校が設定します。
一般的な選抜方法
選抜方法は、面接、調査書、志願理由書、小論文(または作文)などを総合して判定されます。
1期選抜では、志望者全員に対して面接を行います。
また、1期選抜においては、各高校の判断により小論文(又は作文)を課す高校もあります。なお、小論文(または作文)の課題や資料等の内容については、一部の教科の学力を問う内容に偏ることのないように配慮されて出題されます。
調査書は、中1から中3までの9教科の成績が5段階で評定されます。よって、
9教科×5段階評価×3学年で計135点が満点になります。
合格内定者に対して、1期選抜合格内定通知を交付し、合格内定の通知を受けた者は、入学確約書を高校に提出することになります。
福島県では1期選抜において、各高校が「志望してほしい生徒像」「選抜資料」をあらかじめ公表していますので、個別に見ていくのがいいでしょう。
ここではサンプルとして2つの高校を例として挙げておきます。
例「磐城高校」の場合
募集枠10%程度
志願してほしい生徒
本校の伝統である『文武両道』のもと心身を鍛錬し、学業とその他の活動をもって自己実現を目指すとともに本校の活性化に寄与することができる生徒。具体的には、以下の3点をすべて満足できる生徒。
◆中学校における学業成績が優秀である
◆中学校時代にスポーツ・文化活動の主要なメンバーとして、特に優れた実績を残し、その才能を伸長させ、本校に設置されている部の活動をさらに活性化させることができる。
◆スポーツ・文化活動を継続し、学校内外で模範的存在となることができる。
選抜資料
「各教科の学習の記録」は135点満点とし、「特別活動等の記録」は50 点満点とし、合計185 点
満点とする。
個人面接を実施する。面接については段階評価する。
小論文を実施し、段階評価する。小論文は、あるテーマについて、700 字程度で自分の考えを論じる。実技は、志願する種目や技能について実施し、点数化する。
例「会津高校」の場合
募集枠10%程度
志願してほしい生徒
校是「好学愛校」「文武不岐」の下に心身を錬成し、社会に貢献する有為な人材の育成を目指ざしている。そのため次の生徒を求めている。各教科の学習の記録が優秀で、部活動等の実績が顕著であり、入学後も学習に積極的に取り組むとともに、実績をあげた部活動等を継続する者。
選抜資料
「各教科の学習の記録」は 135点満点とし、「特別活動等の記録」は 55点満点として、合計190 点満点とする。
個人面接を実施する。面接の内容には、中学校における学習活動の成果を問う内容(国語、社会、数学、理科、英語)を含む。面接については、点数化する。
小論文を実施する。主題や設問の意図を読みとり問題点をとらえて考察し、自分の考えを客観的な根拠を示しながら、論理的にまとめる。(600~ 800字、60分)小論文については、点数化する。